クセになる味
近頃、甘いものはもう食傷してしまったのか、あまり食べたいと思わない。それでも、紅茶やコーヒーを飲むときのお茶うけは欲しい。なにか、もっと自然な味で、くせのないものはないのか、と探していたら、美容院の雑誌に、これは、というレシピを見つけた。
噛むほどに小麦の味が広がる「全粒粉のビスケット」オズボーン未奈子さんのレシピ。
材料
1.全粒粉 80g
薄力粉 30g
アーモンドパウダー 30g
洗双糖 大さじ3
塩 小さじ1/2
2. 植物油 大さじ1
3. 豆乳 1/4カップ
4. レーズン 40g
まず1の材料すべてを泡だて器で混ぜ、塊がなくなったら、2をくわえ、手でつかむように混ぜ、そぼろ状にする。
3を加え、練らずに混ぜ、4を加え、練らずに混ぜ、生地をオーブンシートの上で5ミリに伸ばし、あらかじめ好みの大きさにカットして、180度Cで20分ぐらい焼く。
これ、『おもてなしの定番』という聞きなれない雑誌に載っているものだが、この美容院、オーナーがインテリアや、料理に趣味のある、センスのいいひとなので、内容を確かめて購入したものと思われる。
さて出来上がりだが、ほんと、噛めば噛むほどに甘さひかえめ、自然な味、おいしい。ついつい、手が出て、食べ過ぎてしまうほど。
ケーキ、クッキー、パイ、タルトなどずいぶん手製にはげんだけれど、最後にこういう単純なものに行きつくとは。
夫は香ばしい臭いを嗅ぎつけてやってきたが、超甘好きの彼としてはお呼びでなかったらしい。ちょっとかじっただけで出て行ってしまった。
« 独善ディナー | トップページ | 刑事もの、大好き »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- タケノコ求めて(2022.04.13)
- 名レシピを思い出して(2022.01.09)
- マツタケ騒動(2021.10.29)
- 今夜はお弁当(2021.06.27)
- ああ、ハンバーグ(2021.04.28)
コメント
« 独善ディナー | トップページ | 刑事もの、大好き »
恥ずかしながら「洗双糖」なるものを初めて耳にしました。
なかなか手に入らない砂糖みたいですね。黒糖でも代用ができるのでしょうか?
全粒粉とアーモンド粉を買わないと在庫はありません。
このレシピを見ていると、ティータイムというよりもパンの代わりになりそうですね。
投稿: ちゃぐまま | 2014年6月28日 (土) 00時44分
ちゃぐままさん
実はわたくしも洗双糖なるもの、知りません。きび糖で代用してOKでした。要は白砂糖を使わないことです。
できあがったものは、ちょっと甘いクラッカーのようなもの、今度でつくるのは三回目、気に入っています。
投稿: cannella | 2014年6月28日 (土) 08時31分