クラフトフェア松本へ
刺子の先生とお仲間四人で、『松本クラフトフェア』へ一泊旅行。
五万人の人が押しよせるというこの人気イヴェント、昼ごろ着いた駅前はさほどの混雑は見られない。
女鳥羽川沿いの宿に荷物を預け、会場、旧松本高校敷地だったという、あがたの森公園に向かう。
大木の緑の下に立ち並ぶブース250、ここもごった返すほどではなく、趣向を凝らした露店をゆっくり、楽しく見て歩いた。
但し、時には百万円を超す商談も成り立つという、このチャンスのせいか、商品はいずれも、芸術性に偏った高価な作品が多く、一般庶民の生活雑貨が少なくて、ちょっとがっかり。
帰りに街歩きしていたとき、品数にかけては圧倒的な陶器の店の主人が、すでに下見をしていて、同じような感想を述べていたのが興味深かった。
先生に選んでいただいたホテル池田屋は名前から想像する旅館の面影なしの洋式ビルだったが、必要なものはすべてそろっている、八畳くらいのゆったりスペースのシングルベッド、一泊6000円はこの時期、リーズナブルすぎるくらい、女鳥羽川沿い、なんだかローマのテヴェレ川を思い出し、川向うを夜散策したとき個性豊かなカフェやレストランを見つけて、またまたトラステヴェレの情景が浮かび、松本の魅力を再認識した。
お昼は蔵造りの蕎麦店、夜は小布施の栗ごはん定食、朝は有名コーヒー店、『まるも』500円モーニングに並び、帰途は列車の中でおやきを食すという、食めぐりも楽しく、実は前日から腰痛に悩まされていたのだが、お仲間にいたわっていただきながらの、散策、しばし痛みを忘れながら、サバイバルできた。
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