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2014年3月30日 (日)

『ごちそうさん』終わる

最終回がどうなるのか知りたくて、ネットからネタバレの記事を探し、ほぼ見当はついていたのだが、子豚が飛び出すことはわかっていたものの、肝心の悠太郎が帰ってくることまでは書かれていなかったので、想像するしかなかった。
実際の放送ではタイトルも出演者紹介の画面も省略で、いきなりドラマから入って延々、これはわけありだと思ったら、やっぱり・・・朝ドラはハッピーエンドが定番だから、こうなるわけだが、悠太郎が満州で苦労したであろうに、しわもなく若過ぎて、一瞬まぼろしか、なにかかと思ってしまった。

とはいえ、半年の間、楽しませてもらった。ネットのつぶやきや感想は主役の演技がまずいだの、脚本の出来が悪いだの、食べものの扱いが不衛生だのと、欠点ばかりをあげつらって、重箱の底をつついている気がする。
食べものに焦点をおいたからこそ、戦前戦後の描きかたがさらりと無理なく、無駄なく描かれていたように思ったし、主役の女性も大柄の持ち味を生かして、困難な時期を乗り切るのが自然で、なにより、食べものをつくるときの姿がとても真摯にひたむきに、たち働く姿が、好ましく見え、それゆえに出されるものが、一層おいしく見える効果を出していたと思う。

わたしたちの母の世代の話なのだ。
わたしの母もおいしいもの好きの、料理上手で、いつも楽しそうに料理をし、おいし~いっつ、と叫ぶわたしたちを満足げに眺めていた姿が今でも彷彿とする。
わたしもおいしいもの好きで、料理はかなりするけれど、彼女ほど、手間をおしまず、材料も吟味してつくっているとは言い切れない。
とりわけ中国の鍋料理、フウオクウオズは忘れられない。材料が海の幸山の幸をふんだんに使っていて、しかも、下ごしらえに相当手間がかかっているので、鍋の中で煮えるとそのおいしさは倍加する、あの味をもう一度、と思っても自分だけの郷愁のためにするほどのがんばりは無理だし、それを再現できるかどうかの自信もない。

心臓の検査の結果は31日までわからないが、いままだ、日常のことを支障なくできるほどの健康に恵まれているのは、母が戦中戦後努力して、本当の意味でのごちそうをたっぷり食べさせてくれたおかげであること、それを可能にしてくれた、父の働きを思い、心の中で二人に手を合わせている。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

いつもいつも私も両親に感謝することばかりです。
もう、他界していませんが声がかれるまで話がしたいです。

お身体大切になさって下さい。検査結果が良いことを祈ります。
「ごちそうさん」の終わり方は少し物足りなかったです。でも、私はてっきり悠太郎は帰って来ないのかと思っていました。ハッピーエンドで良かったのですが、ちょっと子豚以降はシュールでしたね。

Tacchanさま
同感です。戦中、戦後、親たちの年齢が今の息子や娘の年齢であったことを考えると、どれほどの苦労があったか、今になって身に染みてわかります。

Guavaさま
コメントありがとうございます。
あれだけ話を広げてしまうと、急にヒロインたち二人に焦点を合わせて終わるのはむずかしかったんでしょうね。

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