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2013年11月 3日 (日)

思いがけなく

先日夜、娘と孫息子二人が税金の申告のことで、じぃじに相談したいことがあると訪れたとき、めずらしく孫娘が一緒ではなかったので、どうしたの?と訊いたら、明日コンクールがあるから早く寝るんだって、という返事だったので、どんなコンクール?と言うと、よくわからない、でも、予選は通ったって言ってた、という応えに、ふ~ん、でそのときの会話は終わった。
二日後、孫娘本人が電話してきて、ばぁば、コンクールに優勝しちゃった!と言うので、ええっつ?とにわかに信じられぬ声をあげてしまった。
高校生対象のトロンボーンコンペティション、51名の参加だったそうだ。
家族が関心を持つひまもないほど忙しくしているうちに、指導の先生の勧めでひっそり、こつこつ努力を重ねていたらしい。

一歳で父親と死に別れ、仕事を持つ母親と兄との三人暮らし、じぃじとばぁばが頻繁に助けの手をさしのべはしたが、よく無事に育ってくれた。

中学受験のための塾の初めてのテストで八千人中七千番とかの順位だと聞かされたときは、前途多難な将来を思って、ため息をついたものだった。

このときも二年間、こつこつ努力して、オーケストラ部が充実しているという関東学院に入学することができた。

トロンボーンという楽器が何より好きになり、初めは学校から借りていたのだが、自分の楽器が欲しいのを我慢しているのがわかったので、わたしが三年月賦の支払いで、買い与えた。
次にばぁばができること、いい音を聴かせることだ、と思い、来日する名トロンボーン奏者のコンサートには欠かさず連れていった。

来年は大学受験、本番まえに受験勉強の傍ら、よい記録を打ち立てたと思う。

好物のサラダライスと、春巻き、炒り豆腐というちょっと奇妙な献立の夕食を用意し、招待した。現れた孫娘ははしゃいだ様子はまったくなく、17歳というハイティーンの口から、これからは過剰な期待を受けながら、演奏するというプレッシャーに打ち勝っていかなければならない、なんて、結構悟った大人びた言葉が出たので、びっくり。
ま、それもプロセスの内よ。あなたがトロンボーンを本当に好きなら、乗り越えられるわ、きっと、まぶしさのこもった視線を投げつつ、励ましていた。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

お孫さんのコンクール優勝、おめでとうございます。
地に足の着いたしっかりした考えをお持ちのお嬢さんで感心しました。
このまま真っすぐに伸びていらっしゃる事と思います。
お楽しみですね。

お孫さんの優勝、本当におめでとうございます。
ご本人は勿論のこと、ばぁば様もさぞ、お喜びのことでしょう!
こつこつ努力が一番大切であり、最も難しいことかもしれませんね。
なにはともあれ、お祝いの言葉とおもってコメントいたしました。

未草さま、tomokoさま
拙ブログ読んでくださっていて、うれしいです。
お祝いのお言葉感謝いたします。
人生、こうなればいいな、と思っていると、なかなか思うようになりませんが、あまり気にかけていないときに、思いがけない、プレゼントが届くものだと思いました。

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