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2013年10月 1日 (火)

ミラノにて

ミラノ行きユーロシティは定刻どおり到着、二等車だったが、イタリアの列車、二等で十分だと思った。背中合わせの座席と座席のあいだにスーツケースを納めることができるし、乗客も親しみやすく、前の座席の英国人とおしゃべりできて楽しかった。彼女は友人と二人、二泊三日の旅、きょう帰国だが、午後遅くのフライトなので、そのまえに荷物を駅に預けて観光するのだそうだ。近い国のひと、ほんと、うらやましい。

駅からタクシーで12ユーロ、Hotel Gran Duca di York、ミラノで輸入の買い付けをする女性のブログから知ったホテル情報、三ツ星、こじんまり、なのに重厚な雰囲気、中庭に面した部屋、満足。Eからのメッセージがあって、午後会うことになった。

このホテルからわずか徒歩二分ぐらいのところにアンブロージアーナ絵画館がある。E のおかげ、無料で入館、イタリア最古の静物画、カラヴァッジョの作品、かねがね見たいと思っていた望みがかなった。そばにモニターもついていて、注目の箇所が大きく写される。客も少ないので、Eの解説を聴きながらじっくり見入ることができた。彼の解説力すごい。わたしには英語、そばにいたイタリアの若い学生にはイタリア語で絵の細部の意味するところを昏々と説き明かす。学芸員になれるわ、評論家にだって・・・と言ったら、いや、仕事にしないでいるから、こうやって楽しめるんだ、と言った。159


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この建物そのものが美術品のようだ。床の大理石の模様、天井のつくり、一室一室が見とれるほど美しい。残念ながら撮影禁止なので、中庭を撮影するにとどめた。

お礼にそばのジェラート店でねぎらわせてもらう。彼の好みはヴァニラとチョコアイスをミルクの中に入れて食べるもの。わたしも付き合ったが、かなり濃厚、イタリア男性は本当に甘いもの好き、だからすぐ太めになる。
あの、日本で個展を開いたマタロン女史のことを話題にしてみたが、彼女のカタログの写真が若い美女で、オープニングに現れたのは高齢女性だったというところで、大笑いをしただけで、一切関心を示さない。聞いたことがない名前だとも、言った。
ミラノで名を知られるほどのアーティストになることのむずかしさ、あらためて感じる。

翌日のランチ、奥さんの料理で、と招待。帰国まえ、せわしないのだけれど、ありがたく好意を受けることにした。

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コメント

アンブロジアーナ絵画館は聞いたことはありますが、
ドォーモの近くらしいですが、団体旅行ではまずは行かない
ところですね。記事の中にあるように素晴らしい美術館のようです。

ミラノはよく訪れていらっしゃるので、読んでる私までホッとします。
Eさんの《いや、仕事にしないでいるから、こうやって楽しめるんだ》を
読みながら、わたしから見たcannellaさんも同じだなと思いました。

個人旅行を始めたころ、7日間有効の1等のパスを買ってしまいました。まず使用開始のスタンプをもらうのに1時間。ローマからアンコーナまでの列車で泥棒に狙われ、懲りて以来、2等しか乗ったことがありません。お書きになっていらっしゃるようにフレンドリーな方が多く、たくさんの嬉しい思い出があります。
 アンブロージアナ絵画館は長く改築していて、再会されてすぐに行きました。ミラノ滞在時に何度か拠りましたが、あまり込んでいなくて穴場ですよね。今回も素晴らしい旅をなさいましたね。

ちゃぐままさん
機会がおありなら、このミラノの宝石箱のような美術館をぜひ行かれますように。
イタリア一とでも言いたいといいましたら、Eさんは笑っていました。

kikukoさま
ピナコテカ・アンブロージアーナ、やはりご存知でしたね、さすが・・・
列車のこと、二等で十分よ、っておっしゃっていたのをおぼえていたのに・・・

Hotel Gran Duca di Yorkに泊まられたのですね。私もスカラ座に歩いていけるので、3度ほど利用したことがあって、懐かしく拝見しました。ベランダに面した部屋はお気に入りでした。最近は、鉄道を利用した日帰り旅行なども多いので、中央駅の近くに宿をとっています。列車は私もほとんど2等ですが、長距離になると夏休みやイースターで混むことが多いので、1等にすることも。。。

北イタリアの湖水地方の旅は憧れです。どこも素敵ですね。

aliceさま
やはりお泊りになったのですね。出色の三ツ星ですが、値段もけっこうなものです。夏場だからでしょうか。但しバールのアペルティーボはちょっとお粗末でした。

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