Hotel Regina Palace
本土ストレーザのこのホテル、四つ星だからと期待した割にはコンシェルジェもなく、フロントはいつも忙しそうで、あまり愛想もよくない。
それでも事務局が紹介してくれたので、レイクビューの部屋を確保、コンサート会場も目と鼻の先、二食つき、ディナーも通常は7時半なのに、7時からOKにしてもらい便利にはなった。
アールヌーヴォー風のクラシックそのもののデコデコしたインテリア、豪華には見えるが、あまりわたしの好みではない。屋外と屋内二つのプールがあるが、両方ともわたしの背丈より深いので、水着持参ではあったが、入るのをあきらめた。由緒あるホテルであることは確かだが、エレベーターが今にも落ちそうにガタガタ揺れるので、乗り合わせた人と思わず顔を見合わせて笑ってしまう。
ちょっと歩くとロープウエイがあり、山上まで登ると、山岳植物園などもあるのだけれど、旅程の半分が過ぎ、かなり神経も使ったので、もう身体を動かすことが大義になっていたし、夜の外出があると思うと昼間はゆとりを持って過ごしたいので、街歩き程度にとどめた。
まずはすぐそばにスーパーを発見、自分用、みやげ用のものを購入、クローゼット用のラヴェンダーの香りの虫よけ薬品、歯磨きクリームとか、料理用のオルツォ(大麦)、
それに昼に食べる野菜、フィノッキ、トマト少々など。
土産物屋が多いが、なかにはこの地ならではの、陶器やアクセサリー、衣類、食品などの店もあり、ミラノではとても探せないような、ユニークなアクセサリーを見つけ、買った店で、イタリア語を話す外国人客は初めてだと言って、とても親切にしてもらい、ミラノに戻ってからE宅に招かれたときにおみやげとして持っていくのにぴったりのこの地独特のクッキーを作っている店などもおしえてもらった。そこでは、音符のついたチョコケーキも売っていたので、音楽祭事務局を訪ねるときのプレゼントに包んでもらった。
最後の日には湖半沿いに露店が出て、エッセンシャルオイルを売っている店を見つけたので、香りを確かめてから、私用にシナモン、娘用には、いつも疲れている娘向きのを探して、店主に頼み、すすめてもらったものを購入。合計で15ユーロぐらいなのだから、日本に比べると驚くほど安い。
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ホテルの窓辺の花、ゼラニュームでしょうか?
九州ではこんな風に、なかなかポットいっぱいには育ちません。
エッセンシャルオイルのお店と向うの海の取り合わせが素敵です。
手前のキューブみたいなものに、バンブーとかラベンダーとかの文字が
見えますが、これは何ですか?
投稿: ちゃぐまま | 2013年9月29日 (日) 23時13分
ちゃぐままさん
露店の向こうは海ではありません。マッジョーレ湖です。
あのキューブは香木らしいのですが、どう使うのか、あのとき、音楽祭事務局に行く時間がせまっていて、自分の買い物だけで精いっぱいだったので、訊くひまありませんでした。
投稿: cannella | 2013年10月 1日 (火) 23時17分