またまた、きょうの『あまちゃん』
『あまちゃん』三回見た。
きょうはご贔屓、ミズタクこと松田龍平くんの独壇場。
木目込み人形みたいにととのった無表情が、感情をあらわにするときの輝き、目の光をもっと見たい、確かめたいとばかりに、見とれていた。いい味だしてるなあ~、ホント!!
俳優全員、のりにのってるのがわかる、脚本のうまさ、ペペロンチーノが言えなくてどもってる渡辺えりさん、ヤンキーになったら、演技力が増してきたようなユイちゃん、ソバデスカ、ウドンデスカ、マメブですか、とどなってる片桐はいりさん。
でも、きょうの圧巻はあの蟹江というほんとカニっぽいド迫力容貌のジイチャンと漁協の組合長、水口さんとアキちゃん、四人の掛け合い、あれはオペラブッファの違うこと考えてるのに、同じせりふが出てきておかしなハーモニーをつくる四重唱の発想なのか、クドカン氏、っつたく、スゴイせりふづくりをするヒト!!
全編を流れる心地よいリズム、流行語まじりの早口東京言葉、そして地方色豊かな方言の対比、これが地方の東京へのあこがれと東京人の地方への郷愁を、端的にして、実に効果的なムードで映像化、盛り上がる。
ああ、あした、楽しみ~いっつ!!
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時々お邪魔させていただいて 多岐にわたる知識と 細やかな感受性、そして凛とした生き方に あこがれております。
ところが あまちゃんの記事を読ませていただき、んん??!何かが違う!!と思わずお便りを差し上げたくなってしまいました。
テンションが高~い!クドカン真っ青のポンポン弾むような文面にまた新しい魅力発見です。 四人の掛け合いも お見事!と突っ込みをいれながら見ていましたので 共感出来過ぎです。
当方 還暦を・・・年過ぎた少々しょぼくればあばです。これからもブログ楽しみにしております。
投稿: じゅん | 2013年7月18日 (木) 14時25分
じゅんさま
コメントうれしく拝読しました。そうなんです。実はミーハーです。おひとの名前おぼえるの苦手なのに、なぜか、俳優の名前の記憶力は並はずれている、という特技があります。
AKBなんとやら、は興味まったくなかったのですが、このドラマでアイドル製造の内幕わかり、それがユーモラスに語られているので、目が離せなくなっております。
投稿: cannella | 2013年7月18日 (木) 21時18分