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2013年5月20日 (月)

手芸のご縁

刺し子のクラスで出会ったアメリカ人女性のCさんは娘と同じ世代である。三人のお子さんたちはもう高校生以上の年齢で、先日のレッスンのときにはニューヨークでヘアーデザインを修行中というお嬢さんが訪日中、一緒に刺し子を習っていた。清楚で美しい娘さん、刺し子は一度で好きになったと語る。
一家は残念なことにこの六月もう帰国が決まっているということだったが、帰るまえにもう少し日本の生地を買いたいという彼女の希望で、自由が丘を案内することになった。
もう四十年以上も続いているコットン専門の生地店三軒、あと輸入の生地専門の店一軒、神戸から出店、モダンでお洒落な若いママむきの店など、どれも自由が丘にしかないという特徴をそなえている。
麻布十番に住む彼女と大岡山で待ち合わせ、平日の午後の自由が丘へ。
思った通り、彼女が気に入ったのは、日本の昔の柄を染めた生地の在庫が多い、駅横のマーケット奥の店。お月見、雛人形、五月人形などを紺地に染め付けた、壁掛けにもなるような大柄模様の生地と、まさに着物地そのものといった絣模様のコットンをお買い上げ、あと、おばあちゃまにプレゼントしたいと、袖つきのモダンエプロンを表通りの店で、ついでにフライフィッシイングするご主人用に真綿の糸束を数個。
気配りのきいたよい買い物、いい主婦だなと感嘆する。
 
かつて四十年まえ、アメリカ、イリノイ州の郊外に住んだとき、そのころはまだ専業主婦アメリカ人女性が多く、その創造性に満ちあふれた、家庭生活からいろいろな楽しみを学んだ。その伝統が彼女に息づいているのを感じ、近頃、なにか翳りを感じるアメリカを憂いていたので、この日はとても気持が高揚した。

さて、どこかでお茶を、と、遊歩道に案内、屋台のクレープ店で、飲み物を買い、ベンチでおしゃべりを。
彼女のキルト製作歴は長いらしい。おばあちゃまに教えられたという。帰国したら、小学校の先生に戻るけど、刺し子とキルトを組み合わせた手芸を続けていきたいと語る。

わたしのこれまでの人生を聴いてくれた。ときどきイタリア語のほうが先に出てきて、言葉につまったが、ほれ、あのドライフルーツの、名前忘れたけど、とか言うとすかさず、名前を列挙して助け舟を出してくれ、機転のきくひとだなあ、と思う。

ブログを二つ書いているそうで、アドレスをもらう。
イタリアの旅のこと、ぜひ英語でブログをつくってほしい、と言われ、いま、ちょっとその気になりかけている。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

素敵なお話です。
刺し子の作品がとても素敵だったので、
私もやってみたくなり、近くで(さいたま市)教室をさがしましたが、
なかなか曜日と時間が合わず、まだ願いかなわずにいます。

いつか自由が丘のお店にも行ってみたいなぁ・・・

刺し子は目が疲れませんか?最近疲れを感じます。
でも、好きなことをしてるときは気にならないかも

ハギさま
コメントありがとうございます。
単純な針目の繰り返しなのに、驚くほとのヴァリエーションがあり、色糸を組み合わせると、フランス刺繍に匹敵するほどの効果も出ます。
特別なテクニックがあるわけでもなく、インターネットやyou tube,吉浦和子先生の『楽しい刺し子』日本ヴォーグ社の本などを、参考になさって、お始めになれるでしょう。
あまり根を詰めてしませんので、目の疲れは感じません。

そうですね。
今は情報はいっぱい手に入るので、
自分でボチボチやってみるのもいいかもしれませんね。

ありがとうございます。

私も「ぬのじ」が大好きです。
あれもこれもと布地をみると創作の夢が広がります。
なかなか針に糸を通したり、ミシンの針を動かす時間がなく・・・。
こまったな~と、反省ばかりです。

もし、差し支えがございませんでしたら自由が丘の生地屋さんの
名前をお教えいただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

Tacchanさま
そうですね、ミシンは出すのが億劫です。一度出してしまえば、たまった縫い仕事をどんどんこなしたりするのですが…、
自由が丘の正面出口、右側に、通称自由が丘デパートというマーケットがあります。二ブロックあるのですが、最初のブロックの地下、なかほどに輸入の生地を安く売っている店があります。あまりぎれの中に掘り出し物がよくあります。さて、通りをはさんだ次のブロックの入ってすぐの右に、和風の模様を染めた木綿が沢山ある店、ここでアメリカ人の友人が数点買いました。オジサン、ここにしかない生地だよ、なんて誇りを持っています。話しかけると、いろいろ教えてくれます。
あとマーケット脇の通りにPICOという洋風の模様の種類多く、キルト用にカットした生地を売っている店があります。

cannellaさま
うれしいです。ありがとうございます。
早速、自由が丘に足を運びます。楽しみがふえました。

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