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2012年11月 1日 (木)

ふたたび朝ドラ『純と愛』のこと

朝から不愉快になるドラマは見るのをやめようと思っていたのに、どのくらいひどいことになっているのか、とついついのぞき、そのまま見続けてしまうという悪循環にはまってしまっている。

ともかく現代社会のネガティブな材料が総ならべである。親子の不和、成人した娘や息子の交際相手にかかわる問題、職場のいじめ、不適応、上司との争いなど、それが気持良く解決して一話の終わらせることはまずない。そこにヒトの心が読めるという特殊能力を持つ男が出てくるから問題はさらにややこしくなる。

これまでの朝ドラには必ずでてきた好感度抜群の高齢者もでてこない。ただ毎回ヒロインがとってつけたように呼びかける「オジイ…」で間に合わせているというところがまたカチンとくる。

ヒロインの職場不適応だけでも大テーマなのに、この相手の男の特殊能力、これをどういうふうに料理するのか、連続ドラマの作者も大変だろうな、などと思ってしまうのはもう、この作者の術中にはまっているということだ。

しかたがない、こうなったら、正義感ふりまわして不愉快度を深めず、いまどきはこんなドラマにならざるをえない世の中、と割り切って、見るしかないか、と思いながら、それにしても、よくまあ、好感の持てない登場人物ばかり集めたものだとあきれながら、こういうことにかけては、この作者やはり、そっちのほうのプロに違いないと納得しかけている、自分までもがいやになってくる毎日である。

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