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2012年11月10日 (土)

とつおいつ

前立腺の検査のときも転移の検査のときも、夫は断固付き添いを拒否した。女房が付き添ってきている患者なんかいないよ、と言うのである。付き添いが必要なら医師から指示があるから、そういわれてしまうと電話を待つより仕方がない。昔だったら、こんな一大事の検査のときは連れあいが付き添うのは当然だったのに、いまはそれだけ、ガンが多いということ、しかも治療が進歩しているから、重病のような扱いではなくなったということなのだろうか。

この一ヶ月、食べるものはずいぶん制限した。夫の大好きな揚げ物は避けたほうがいいと言われたらしく、転移の検査がすむまで、やめとく、というので、肉や玉子も少なくして、蛋白質は大豆製品からをこころがけた。
朝はベーコン、卵、ソーセージなどが常食だったが、野菜サラダだけになった。そこで、そのサラダにレトルトのミックスビーンズというヒヨコ豆、青えんどう、赤いんげんなどを混ぜたり、コーンを加えたりしてみた。朝、味噌汁とノリ、佃煮、納豆という日本食も多くなったりした。

でもそれが続くとモノ足りないらしく、うまいものを食べられないで生きるより、うまいもの沢山食って死んだほうがましだ、などと言い出す。

PSAの値が劇的に下がったので、食べたいものが食べられないと医師に訴えたら、いいですよ、食べても、と言われたそうで、やっぱり思ったとおりだ、あの医者はいい、などとほめるのである。

夫が病人になると、妻は食事のことでいろいろ苦労しなければならないだろうな、とつくづく感じた一ヶ月でもあった。

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コメント

夫が同じ病気を。  私は逆に検査の時に同伴しなかったのです。すると
一人で行った夫に、医師か看護師かしりませんが、お一人で来られたのですか? って
意外そうな顔をされたそうですよ。
それ以降、治療の度に付き添わされました

tkさま
コメントありがとうございます。
病院によるのかも知れませんね。
それとも夫が強がっているだけなのかも…
しつこくするといやがるひとなので、あまり追求しておりませんが。

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