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2012年11月18日 (日)

『小さな村の物語・イタリア』

このところイタリア映画が精彩を欠き、イタリア文化会館の催しも以前と比べて感興乏しく、勢いがない。そんなとき、BS日テレの『小さな村の物語・イタリア』だけは、それが暮らしている人たちの人生を克明に伝えているだけなのに、心地よい感動をよびおこしてくれるわたしのお気に入り番組である。

新宿東京ガスホールで『イタリア秋の収穫祭』という催しがあると知り、トークショウで『小さな村の物語』にかかわるひとの話があるというので、若い友人のH子さんをさそっていそいそと出かけた。
番組ディレクターの小池田さんと、日伊協会誌『クロナカ』の編集長二村氏、お2人の臨場感あふれるトーク。バスも通らないような秘境に近いところまで四駆を使ってたどりつくこともあるという、もう134回も続いている、いまやBSの人気番組、きょうの聴衆もいかにもイタリア好きと見受けられる中年以上の女性が多い。
番組の裏話、おいしいレストランを知っているのはホテルのフロントよりむしろバールであるとか、そのレストランも人間関係から出た情報かも知れないので、味に保証はないとか、イタリアには化粧水がない、イタリア人はトイレにあまり行かない、トイレに便座がないところがあるが、彼らは便座に座るぐらいなら、中腰でするのだ、ということとか、若いひとたちも現在、行政側から援助資金が出るので、村に住みつくことも可能になってきた、など面白い逸話満載。
これまで取材してボツになった村の話はなし。どこも個性あふれ、粒だっている村たち。そこからなにを伝えるための番組なのか、いまやはっきりと見えてきていて、できるだけ長く続けたいというディレクターの言葉がこころに残った。

視聴者のわたしたちも望む、できるだけ長く続く事を。
ごく普通のひとたちが主役であったその人生を自信あふれるイタリア語で語るその言葉はどんな演劇の名ぜりふもかなわないと思うことがあるからだ。

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コメント

はじめまして。素敵なブログ、いつも楽しく拝見しています。
私も「小さな村の物語・イタリア」ファンです。
やはりこの番組大好きなイタリア語のクラスメ-トは
5年程前、チンクエテッレ編のワンシ-ンを写真に撮り、現地のバ-ルを訪ねました。
そこには丁度写真に収めた方が来店しており、意気投合し、自宅に招待していただき、
夕食までご馳走になったそうです。
彼にとって、思い出深い旅になったようです。
熱烈な視聴者の国際交流にまで発展させてくれる
全く優れものの番組ですね!

うたたねさま
バールは小さな村の情報源や出会いの場所であることは確かなようです。
以前一人旅で小さな村を歩いたときのはずむ足どりと心の開放感はいまでも覚えています。

この番組私も大好きです。
ホントに小さな村なのに、そこに息づいている人の生命の輝き。
人や物に対してもいつくしむ心があり、歴史や過去を大切にしているのが
伝わってきます。
何よりも家族を大切にするところがぐっときます。

BSは時間を制約されないせいか、きめ細かい取材やロケがなされて
いるのを感じます。

ちゃぐままさん
わたしはあの中で食事の場面がいつも楽しみです。そして思います。イタリアはいいな、イタリア料理だけ料理するんだからって。

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