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2012年8月26日 (日)

危うし

草津に一泊した翌日は軽井沢経由で、追分のホテルに移動。同伴の友人N子さんが会員であるリゾートホテルである。
ゴルフ場やテニスコート、池のある庭園、客室も二百はあるという贅を尽くした広大な場所。
人気が高くて予約がむずかしいこのホテル、ようやく一泊とれたというその部屋は二棟ぐらい建物を通り過ぎた奥の奥。
フローリングの床に段差のついた畳敷き六畳分のくつろぎの場所があり、奥にベッド二台、畳敷きの場所がベッドのすその線より、出っ張っているので、これは気をつけないと転びそう、とは思ったのだが、明かりがついているあいだはその意識が働いていてなにごとも起らなかった。
ところが明け方、トイレに起きたとき、手前のベッドに寝ていたわたしは、彼女を起こしたくなかったので、左側に足をおろし、そっと起きあがり、歩き出したとたん、畳敷きの出っ張りにつまづき、前のめりに転んでしまった。
六年前、戸外でこういう風に転んで、左足の甲の骨が折れ、二ヶ月外出できなかったときのことが頭をよぎった。ひどい痛みがないかどうか、両足首を恐る恐る動かしてみる。ともかく起き上がり歩くこともできたので、用を足してから、打ち身を感じた右足首付近に、持参のバンテリンをすりこんでおいた。

翌日は予定を早め、もう一泊するN子さんに別れを告げ、軽井沢でみやげ物など買い、早々に帰京。
行きつけのO整形外科でレントゲンを撮ってもらったが、何もうつらず、右足に少々違和感があるものの、今現在は怖れるほどの症状はない。

一人旅では自分がどのように歩くか動線を想定して、万全の用心をするのに、二人旅では相手への気遣いが優先して用心深さが半減してしまう。とりわけ夜中のトイレのときは記憶力も意思力も低下することがわかった。

大事には至らなかったが、気落ちがひどくて、右足に湿布を当てながら、外出する気分になれない。

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コメント

 お怪我がなくて何よりです。この春、義兄が転倒して脳挫傷になり、ちょっとした騒動でした。骨折して安静にしていると筋力は衰えますから、お互いに気を付けましょう。加齢に伴って、感覚が鈍くなって、ヒヤッとすること度々です。

kikukoさん
ありがとうございます。おかげさまでかすかな痛みもなくなりました。
お友達と一緒の旅は楽しいのですが、宿泊は一人部屋を守ったようがよさそうだと、今回で悟りました。
集中力の欠如は自宅でも頻繁に起きています。
涼しくなってからのおめもじ楽しみに。

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