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2012年7月 1日 (日)

追悼、地井武男さん

『北の国から』の中畑のオジサン役のときから地井さんのフアンだった。家族の葛藤、外圧にゆらぐ黒板家の守護神のような存在、地井さんの眼光は鋭いからこそ、その笑みは人の心の奥底まで届く優しさを秘めていた。
そして、ああ、あの『ちい散歩』
地井さんが中野の住宅の裏道で見つけてくれた、時計修理の名人を知って、わたしたちはそこを訪ね、四十年まえアメリカから持ち帰ったアンティーク柱時計はふたたび時を刻むようになったのだ。
ちょっと斜めに腕をふりながらの歩きかたで、市井の生活の主役を見つけ出して、語り合う会話が楽しかった。
最後に休憩し、その日一番心に残った場面をスケッチする、その作品がいつもとても素晴らしくて、イメージに違わず、多才な人なのだな、と感じ入って見ていた。
視野が狭くなる目の病気から、療養と記事に書いてあった。もっと早く気づかれていたのなら…でも、それほどにこの番組や演じる仕事にこころを注がれたのだな、と思った。
ある映画のせりふに「空っぽの長い人生より、三十分の充実したときを」というのがあったが、まさに地井さんの人生は充実したときの集計だったのだろう。

あと番組、自分の持ち歌を流しながら、主役気取りで歩くのを散歩だと思っている後継者など、見たくもない、ますます地井さんが惜しまれるのである。

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コメント

結論に同感です。どうして、あの人が選ばれたのでしょう。

なかたひさのさま
コメントありがとうございます。
そう感じたのはわたしだけではなかったのですね。
またひとつ、見たい番組が減りました。

皆さまのご意見と同じです。
引き継いだ方はなんだか自分のPRを自慢げになさっているように感じました。
地井さんの笑顔が忘れられません。さびしい限りです。

Tecchanさま
コメントありがとうございます。共感してくださる方がふえて驚いています。

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