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2012年6月 8日 (金)

ロイヤルビジネス 1.

英国のフィリップ殿下はぼうこう炎でご入院中だとか。
それは、そうだろう。あの水上パレードは絢爛豪華だったが、いかにも寒そうだった。貴婦人方はみなスーツ姿、女王は最後にスカーフを羽織られたにしても、お風邪を召さねばいいが、ヒートテック武装などしておられるのかしら、とあれこれ思い…見ているのが疲れてきて途中で寝てしまった。
それにしても今回の祝賀記念行事で一番驚いたのは、女王がお美しかったこと。これぞ大英帝国の女王陛下。86歳でいらっしゃるのに、凛としていらっしゃる。八十を過ぎると、たいがいの女性は目がしょぼしょぼしてくるものだが、お目目ぱっちり。お孫ちゃまの結婚式のときはお年をとられたなあ、とため息が出たのに、この変わられようは一体どうして???

その謎が、BSプレミアムの『女王様の秘密のおサイフ』という番組を見て解けた。いまや女王は君主経営者、居城四箇所が空いているときに公開することから、不動産活用プロジェクトを着手し、2013年から始まる王室予算カットに備えるべく、財政改革に活路を見出されたのだ。
拝観料、17ポンドおよそ2200円、ちょっとベラボウじゃございませんか、女王さま。
イタリアでもお城の拝観料は10ユーロしないところもあるのに。
もっとも現在、城主がいらっしゃるところということで倍以上の価値になるのかしら?
ともかくそれで一年の収益がたちまち数十億円となり、ウインザー城の火災の修復をまかなえたというからお見事。
女王さまのファッションも一変した。経費削減、若いデザイナーを抜擢、着まわしにも心を配られる。今までのババくさい襟なしではなく、斬新な色使い、襟付きアンサンブル、お帽子もかなり大きく派手やかだが、トータルファッションは際立って美しい。
王冠、宝石、ジュエリーの管理も高額なロンドンをやめて地方の専門店にまかされた。
お城の電気を自ら消して歩かれることもあるとか。
王室PRも大きく改善。王室ホームページも開かれ、女王にメールも出せるとは驚き。

シエクスピアの名句がある。
 今が「最悪の状態」と言えるあいだはまだ最悪ではない。
 楽しんでする苦労は苦痛を癒す。
 世の中に幸も不幸もない。ただ考え方でどうにもなる。
 天は自ら行動しない者に救いの手はさしのべない。

暗黒の時代といわれた90年後半を乗り越えられ、女王陛下、まさしくこの名句の意図するところを立証されましたね。

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コメント

イギリス王室も日本の皇室も、時代と共に変わっているんですね。
特にイギリス女王は茶目っ気もおありだし、良い意味で
開かれたロイヤルファミリーという気がします。

経費削減しつつも、メディアを通して人々の目を楽しませ、
憧れの対象となることも求められています。それがおできなのですから、
本当の意味で素晴らしい教育をお受けなのでしょうね。

テレビ番組はみませんでしたが、この名ガイドを拝見しただけで
手に取るようにわかりました。
私だったらきっと見落としていただろうところでも、きっちりご覧になって、
さすが目の付け所、ポイントの押さえ方が違いますね。
こういう風にしてテレビを見るんですね。勉強になりました!

おばさんさま
86歳のお姿があのように輝いていられるのは周囲の方々の支えも並々ならぬものがあるのも確かでしょうね。

ちゃぐままさん
あなたのように、素晴らしいブログの書き手からのこのようなコメントは、本当に励みになります。

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