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2012年5月25日 (金)

チェンジ

新聞の購読を『毎日』から『朝日』に変えた。
五年まえ、本を出版したとき、その広告が載るというので、『朝日』をやめて『毎日』にしたのだが、当時の『朝日』は偏向度がひどくて、『毎日』のほうに落ち着きを見出し、そのまま読み続けていた。
だが、近頃、物足りない。読みたい記事が少ない。とりわけ、文芸の記事や、本の新刊の広告、コンサート情報など、新鮮味がない、旧態依然に陥っている。
マッサージの医院に『朝日』がおいてあるので、行くたびに読んでいるうちに気がついた。五年まえとは明らかに違っている。改善努力をしていることがわかってきた。
たとえば今朝の朝刊、『毎日』の一面トップは原子力委の「秘密会議 委員長も出席」の見出しだが、『朝日』のほうは六面で扱い、見出しも「原子力委、密議20回以上」委員長「資料配布やり過ぎ」つまり、見出し上手で、中身が読みたくなる効果をあげている。
『朝日新聞』の名前のそばに天気予報を並べている配置も気に入った。
あとコンサート情報、広告に満足。
江口玲のピアノリサイタルを載せてくれるセンスの良さ、もっともあわててチケット手配しようとしたら、すでに完売だったけれど。
きょうの夕刊には週末を意識してかデパートの催事場やセールの広告、情報をまとめて載せている。
広告の量の違いもあるのかもしれないが、朝刊、『毎日』は28ページ、『朝日』40ページ、値段は同じなのだ。
夕刊は一時間以上まえに届く。
だいぶ改革したんじゃない?と購読申込みをしに行ったとき販売店の主人に言ったら、大きくうなずいていた。

トイレットペーパーやティッシューボックス、ゴミ袋などのプレゼントが届いたとき、わたしは留守で、夫がオレは朝日嫌いなんだけどな、と言ったらしいけど、販売員は奥さまにくれぐれおよろしく、と深々と頭を下げたそうである。


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コメント

さすがですね、同じ記事を比較してみるとは!
その偏向云々で毎日をとっている人を良く耳にしました。
我が家も数年前まで日経と朝日を取っていましたが、特に
何も考えずに読んでいました。恥ずかしい・・・。
今ではあまりに新聞代が高くなったので日経だけ。
これが文化欄が充実していて、新聞小説がいいので
やめられないでいます。

ちゃぐままさん
日経が好きな方は多いようですね。文化欄、家庭欄がいいと聞きます。
わたしは音楽、映画、演劇など芸能方面も関心があるので、迷うところです。

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