暮しているみたいな一日
朝食はアムスのホテルとほぼ同じメニュー、スクランブルドエッグ、ボイルドエッグ、ハム、サラミ各種、薄切りチーズ、シリアル各種、パンはパニーニ風と、めずらしくトースト用の薄切り白パン、トースター付きもあり、それに日本で言うクロアッサン、チョコやクリーム入りのイタリア語で言うとブリオッシュ、とびきりおいしいヨーグルト数種、それにあのレッドオレンジジュース、あとリンゴ、オレンジ、キウイなどのフルーツ、チョコケーキ、パウンドケーキまであって、そしてカプチーノが飲める。これなら七泊、満足のメニューだ。
Eが迎えにくるまで間があるので、付近を散歩、ドゥオーモまでのバス停の場所を確かめに行く。わかりやすい道歩いて五分、バス停の前がジャスコみたいなスーパーマーケット。一階が生活雑貨、二階が衣類、靴など、食料品は地下、とりわけ生活雑貨は日本への土産にしやすい便利でしかも安価なものいっぱい、こういうものを見ると主婦としての喜びが湧きあがってくる。
右の写真はすべて洗濯ばさみ、デザインが豊富なのに驚く。
食料品売り場で、野菜を少々、イタリアに来たら必ず買うフィノッキ、フェンネルの根っこ、セロリの塊のようなもの、それとトマト、ルッコラ、レモン、そして濃厚でバジルの葉入りのオリーブオイルの小瓶、部屋で食べるサラダ用である。あと、ミルクとペスカテ(モモのお茶)も買った。
Eのアパートまでは徒歩距離、咳はあいかわらずだが、そのわりには元気そう。なんでもミラノ市民の半数が風邪なのだそうだ。家庭で目下料理担当の彼、ズッキーニ、ポルチーニ入りのリゾット、ローストポーク、フィノッキと杏のサラダなど、のメニュー、どれも美味だった。日本に来たときいっしょだった男性の友人、Lも参加。
仕事先から帰宅した、メグ・ライアンをきりっとさせたような美人の奥さん、弁護士になりたてのハンサムな長男、そして今回初対面のお嬢ちゃんが加わる。やはりママ似のチャーミング、可憐なひと、こんな彼女を射止めた果報者の日本人男性とはどんなカレなのか、それにしてもアッパレである。
セラミックのナイフはとても喜ばれたが、刃物のプレゼントのときはこうする風習があるの、と奥さんから1セント貨幣を渡される。会話がはずみ、しばらく休んで、三時から徒歩距離十分ぐらいのところのV夫人のところでブリッジゲーム。昨年と同じメンバー八人。土産に持っていった柿の種にみな歓声。
Eと組んで今回も一位になれた。
帰り、ホテルの居心地を聞かれたので、例のバスルームのトラブルを話すと、Eは憤然として、フロントにかけあってくれ、翌日別の部屋にうつる手はずがととのった。
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 群馬県、四万温泉ひとり旅 3(2021.11.20)
- 群馬県、四万温泉ひとり旅 1(2021.11.18)
- 再生、イタリア(2020.09.10)
- 京都駅のトイレは〇☓方式(2019.12.10)
- わたしのソーイングビー時代(2019.11.25)
コメント