多忙X'mas週末
23日
今年の会い納め、Y子さんとT子さんと岩波ホールで映画を見る。巨匠アラン・ルネ監督の『風にそよぐ草』。まことに奇妙な映画だった。引ったくりに遭った女性と、彼女の財布を見つけた初老の男性との愛の物語、なのだが、脱線につぐ脱線であれよ、あれよ、ネットでレビューを見た中で、巨匠ならなにをやっても許されるのかという、のがあったが、ほんとそう。最後の子どものせりふ、「ネコになったら、ネコのエサ食べることができるの?」は何を意味しているのかわからない。
三人とも変な映画、ということで意見一致。
そのあと山のホテルで軽食。英国風サンドイッチは香辛料が効いてなくてまずかった。同い年三人、身体あちこちの痛みを話し合う。
四時から浅草橋『アッティコ』でイタリア語関連、忘年会、村上真理先生のお料理ずらり、どちらかというと和風、カニのバーベキュー焼きから、牛すじ煮込みまであり、本職のソバ打ち名人が実演して、打ちたてのおそばに舌つづみ。
宴たけなわの頃、一通り食べたので、失礼する。
それほどの疲労なく、帰宅。
24日
高田馬場クラブで、クリスマスブリッジ、手強い相手がいっぱいいたが、どうやら上位入賞。
クリスマスでも仕事に出た息子のために、帰ってからトリ骨付きモモを焼く。付け合せの野菜、揚げポテトとブロッコリーは夫が用意しておいてくれた。それと、コーンスープ、夫はトリが嫌いなので自分で買ってきたピザを持って自室へ。
翌日訪問客があるので、干し柿を刻み、クローブ、シナモンを入れたケーキも焼く。
夜半11時、娘と孫娘誘い、三人で、カトリック教会の深夜ミサへ。
荘厳なパイプオルガンの音に酔いながら、キャロルを沢山歌って、なにか、お墓まいりをしたあとのようなさわやかな後味、夜の冷気も心地よく感じつつ帰途についた。
(プロフィール写真はヴィテルボ、スザンナの実家のクリスマスツリー)
« あれやこれやのその後 | トップページ | 銘記の日 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- デイサービスのこと、2(2022.05.01)
- デイサービスのこと 1.(2022.04.30)
- 古いものが愛おしい(2022.03.21)
- 事件(2022.02.14)
- 観梅検分のあとのワクチン予約(2022.01.28)
コメント
« あれやこれやのその後 | トップページ | 銘記の日 »
お元気そうで何よりです。アクティブですね♪
そう言えば先日夫が、中学か高校の時、同級生とブリッジをしていたのを思い出したそうです。やはり帰国子女の同級生だったらしいのですが、残念ながら全然覚えられなかったそうな。。。同級生はきっと家族でゲームを楽しんでいたのでしょうね。私もいつかブリッジ習うのが夢です。半年くらい教室に通いましたが、だめでした。。。横浜ブリッジクラブというのが家の近所にありますが、そこでは習えないのでしょうか。本当に夢です。
投稿: へこたん | 2011年12月27日 (火) 22時34分
へこたんさん
コメントありがとうございます。
ブリッジ習得は記憶することが多いので、少なくとも五十代のうちに始められることをおすすめします。近年、オランダから輸入した「ミニブリッジ」という教授法が素晴らしく、習得がたやすく、効率がいいようです。横浜が特に力を入れているので、ぜひ、いらっしゃってください。何にも優る頭の体操になります。
この歳になってもいそいそ出かけられる場所があり、そこで、なにもかも忘れて過ごせる数時間があるのは、幸せだと思うようになりました。ブリッジ歴二十数年でようやくいつも誘ってくれるパートナー四人、海外にも待っていてくれるパートナーもでき、感謝の毎日です。
投稿: cannella | 2011年12月28日 (水) 10時15分