あれやこれやのその後
大岡山の『ロジの木』にまた出かけた。なんと五つの席はすべて埋まっていて、みんながあの小さい惣菜ごはんを食べていた。
一つ席が空いたのですわり、隣のひとと話した。お姑さんがデイケアに行っているあいだの自分だけの時間なのだそうだ。
十五年まえ、デイケアにもショートステイにもまったく行きたがらなかった義母のことを話した。そして65歳になったときわたしはそれまでの義務から解放されたのだということも。
なんだか隣で食べているひとと、とても気楽に話が出来る場所、になっているのがうれしかった。
商いは軌道にのりはじめている、という感じだった。
ミシンの修理のオジサンが来た。メガネをかけたいかにも実直な職人だったという感じの笑顔のないひとだったが、ミシンの反応がすごかった。この人待ってたの、という動き方なのである。音が違う、なんなんだ、これは。
オジサンはこれあと何年もつか、と悲観的で、営業の義務があるらしく、十万円もする新しいミシンの宣伝をした。
わたしは使う頻度が少ないから、と断り、オーバーホール的修理をしてもらうことにした。一万二千円なのだそうだ。
ミシンはわたしにも愛想がよくなったので、あと二つ椅子のマットを縫い、ダイニングキッチンのトータルインテリアが完成した。
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