忙中師走
30日
いつものように鎌倉に墓参り。一日がかり。遠いとは思うが夫が運転してくれるかぎりは道中が楽。都内にお墓があるひとをうらやましいと思うこともあるが、車で行けなくて電車でとなると億劫さは同じなのではないか。
帰りにいつも食べるおそば屋さんが休みで違うところへ。夫と同じたぬきにしたのだが、アゲタマがいまひとつ、細かすぎてぐちゃぐちゃしてしまう。三つ葉が散らしてあって、ぷりぷりの白いカマボコ二切れはおいしいと思ったが、そばが柔らかすぎてまずいなあ、などと夫が言う。まだ食べてるときにまずいなんて言わないでよ、とまた口げんか。
井上蒲鉾店で二色玉子とおでんだねを買い、雷神堂で薄焼き煎餅買って、ついでにユニオンで食品も買う。レンコンが160円、東京より安い。
我が家は喪中にしたので、いつもほど正月用品は要らないのだけれど、三が日楽をするために、黒豆とキンピラ、ゴマメ、ナマス、サーモンマリネなどは作ることにした。
大掃除はなし。
わたし用の納戸は衣服がとっ散らかっている。十日までにそろそろすることに。
大晦日
買い忘れたものを買いに出る。汁粉用のあんこや、年越しソバ、シードル買ったら、重くなって、腕が痛くなってきたので、最寄りの駅まで夫に迎えにきてもらって、その駅近くの八百屋でミカン、リンゴを買う。ここのほうがスーパーより果物が安くて甘いのだ。
喪中なんだから、なんにもしないでいいのに、余計なことやって、疲れてたらしょうがないじゃないか、なんて文句言われるのだが、わたしはまだできるうちは毎日納得いくものが食べたいのだ。自分の味にこだわりたい。
今年最後のマッサージ、若いひとだったが、大当たりで、45分、とても丁寧に叩いたり、さすったり、もんだり、圧したり、十分に血流を回復させてくれた。
ブリッジパートナーでやはり喪中のひとと電話で話す。彼女も黒豆ほか、おせち各種つくったと言っていた。
おせちというのは実に栄養その他よく考慮されている。昔のひとがやってきたことはそれなりに、それがいいというしっかりした理由があって続いてきたのだと思う。
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