紅葉見物
まるで山が燃えているような、と形容される鳴子峡の紅葉、どうしても見たくなって、T子さんを誘って一泊旅行。
宿は近くの中山平温泉、九組しか客をとらない小さな山の宿。
陸羽東線の車窓からは、まだ染まりきっていない山々が連なっていたが、鳴子から中山平に行くわずか十五分のバスの車窓からは木の間がくれに錦の色がちらほら。紅葉予報どおりの見ごろであった。
着いた日は温泉にゆっくり浸かり、翌日本格的な紅葉めぐり。
暑からず、寒からず、空気澄みわたり、鳴子峡は輝いていた。赤とオレンジと黄色を引き立てる常緑樹の深緑。渓流まで降りていけたが、年齢相応に中ほどで引き返す。
土地のひとに訊くと、今年の色はいまひとつ、だそうだが、紅葉のピーク時をつかむのは、サクラの開花同様、むずかしい。
それにしてはラッキーな一泊旅行となった。
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コメント
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素敵なお写真ありがとうございます。それにしてもいいタイミングでしたね。
寒からず暑からず、って本当に体が喜ぶ幸せな気候に出掛けられたとは。
思い立ってすぐに実行するのはまだまだお若い証拠です。良かったですね。
投稿: へこたん | 2011年11月 2日 (水) 21時12分
へこたんさん
久々のコメント感激です。
晴れ女二人で、天気予報の雨マークをやっつけました。
鳴子温泉と中山平温泉、ひなびたところで、ほんと、おすすめです。
山菜いっぱいの健康食、栗だんご初め、ほどよく甘い銘菓どっさり。
人情もあつく、中身の濃い一泊となりました。
投稿: cannella | 2011年11月 2日 (水) 21時27分