引越しレポート 3
日本語では、転居の際の行動すべてをひっくるめて<引越し>という名称があるため、なにか特別の大仕事のように気負ってしまうのだが、英語では動詞のmoveが名詞化してmovingになる、すなわち<移動>の一つに過ぎない。
ちょうど旅行が生活の一時的移動であるのと同じように。
少しでも気分を楽にするためにそう考えることにした。
すべきこと、最重要項目二つは、貴重品の管理、とすぐ使うもののしまい方。
貴重品の管理は、さしあたって、現金と通帳なので、旅行のときのようにキャミソールにつけたポケットの中に入れる。
自室ですぐ使うものは徹底して自分で梱包。
デスクまわりのファイルや小物、パソコンまわりの資料その他は、引越し業者支給のダンボール箱より、ペットボトル半ダース要りの小箱が役に立った。
キッチンは何をどのように一緒に分類するか、エプロン隊のリーダーによく理解してもらったので、今回は紛失物なし。
それにしても隠しておきたかった、日常のだらしのなさが、この大移動ですべてあらわにされる。
これが身体の節々の痛みに伴って、あせりをかきたてるのである。
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