セルフリッジズでテイクアウト
ロンドンではおいしい和食と中華を食べようと思っていた。
ホテルの周辺を早速チェック。和食の店が一軒あったものの、閉めている。
地震のせいなのだろうか。
ほかは、こじやれたフレンチやイタリアンばかり。
散策はあとにして、徒歩距離のセルフリッジズ・デパートに急ぐ。夫の好物、フランク・クーパーのママレードを買うためだ。
なんでもハロッズは王室御用達をはずされ、いまは落ち目で、このデパートのほうが主流化しているらしい。
十年ぶりの、このデパート、以前より近代化した感じ。
クーパーのジャムは隅の方の棚で見つけた。
わずか二種類しかなく、味が濃そうな黒い色のものでなく薄い色を選ぶ。
このあまりにも大きい器のジャム、その重さ、大きさ故に輸入されないらしい。
007の小説で知ったこのジャム、今では主流じゃなさそうである。
往きの飛行機で隣合わせたイギリス人女性が推奨したレモンカードも買う。
ところが、日本に持ってかえるので、と言ったのに特別の包装をしてくれるわけではない。日本だったら、あのプチプチのあるビニールかなんかで厳重に包んでくれるのに。
地下にFood Hallというのがあって、日本のデパ地下ほどではないが、かなりいろんな惣菜が並んでいた。
寿司を探したら、あった、あった、かなり小さめの巻き寿司群が並び、その隣には、焼きトリや、エビ天、カツなどを巻いた太巻きもあったので、大小まぜて十個ぐらいまとめて買い、本日の夕食とする。〆て4ポンドちょっと。
デザートにフルーツカクテル。
味は上々で、食べ物の味が最低というイギリスの汚名をアジアの食品たちが挽回させつつあるのを実感した。
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コメント
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セルフリッジ!懐かしいその響き・・・いいな。
おいしいデリが買えて良かったです。一人旅は食事が少し難しいですよね。
ちなみに私はロンドンにはもう23年も行ってません!イギリスには行ったのですが、
ロンドン抜きだったので。懐かしいパンドラの箱みたいなものです。
旅の続きが楽しみです。
投稿: へこたん | 2011年4月17日 (日) 13時17分
拙文を楽しみなどと言ってくださって感激です。
少しはしょろうかと思っていましたが、失敗談など、も書くことにしますね。
繁華街、オックスフォード・ストリートは今回とても汚らしく見えました。日本の銀座のほうがきれい…だと思いながら歩いていました。
投稿: cannella | 2011年4月17日 (日) 17時03分