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2011年4月26日 (火)

書店で

久しぶりに大型書店に入った。正面に『原子炉時限爆弾』というまっ黄色の本が平積みになっており、そのまわりにも『日本の覚悟』『日本の瀬戸際』『日本人よ目を覚ませ』『日本は憲法で滅ぶ』など、さあ、不安になれ、不安になれとばかしの書物がずらりと並んでいる。

帰国して二週間分の新聞を読んで、一番共感したのは、おかだ・としお氏の『テレビを消し仕事に戻ろう』と呼びかける寄稿文だった。今回の大震災について被害が四つに分けられる。
   一次災害…地震や津波
   二次災害…原発事故やインフラ破壊
   三次災害…社会不安 
   四次災害…モンスター化する我々
災害でもっとも被害が大きいのは三次と四次災害、お互いの行動を見て不安になり、メディアの加速に乗って、もうダメだ!と叫びをあげて我々自身がモンスター化することだという説に大きくうなずけたのであった。
いつものように店をあけている定食屋や、定時運行している電車をみて、大丈夫なんだ、と少しだけ安心することが無駄な社会不安を減らす…なるほど、日常の義務から逃げずに、できることをきちんと毎日していくことが大事なのだとわからせてくれた。
かつて117キロあった体重を15ヶ月かけて50キロ減量した手記がベストセラーとなり、そのダイエット法を盗用しようとしたビジネスと戦った、メディアを知りぬいている著者の言葉だけに説得力がある。

今や売れすじを目指している書物を素通りして、迷わず、『佐野洋子』追悼総特集、100万回だってよみがえる、と曽野綾子さんと藤原正彦氏の対談が載っている『新潮45』だけを購入、帰途についた。

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