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2011年2月25日 (金)

『ぐるんぱのようちえん』

毎日新聞23日付けの「おはなしめぐり」に編みこみ模様のセーターを着た初老の女性の写真があった。
『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店)の作者、西内ミナミさん。
子どもにも孫たちにも何度となく読み聞かせた絵本の作者がわたしと同年代であったとは意外であった。
彼女は大学時代、サークルで児童文学を創作していたと語る。
コピーライターとして就職、結婚を機に退職、のちに再就職した会社で「ぐるんぱ」の絵を描いた堀内誠一氏と出会い、この傑作が生まれた。

孫たちが父親を亡くしたとき、わたしは父親の登場しない絵本を探そうとした。
ウルトラマンにもウルトラの父がいるし、ピングーにも面倒見のよいパパがいる。
絵本でも家族を主題としたものが多くて、見つけるのに苦労した。
ぐるんぱはひとりぼっちのゾウ、汚くて、さみしがりやで泣いてばかりいたのをほかのゾウたちが励まし、働きに出す。
靴屋、ケーキ屋、ピアノ屋、お皿屋、など、あちこちで修行しても、失敗して「もう、けっこう」と言われてしまう。
このせりふ、声音を替えて、大声で言うと、子どもたちがケタケタと笑う、それを聞いて、ああ、大丈夫なんだ、と安堵したものだった。
英語で同年代を生きた同士をpeerと言うが、作者と読み手同士がpeerであることに絆ができたような特別の感慨を抱き、この記事を切り抜いたのであった。

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