スカラ座チケット
ポストの封書にTeatro alla Scalaの文字を見出し、あっ、来た!と叫んでしまった。
スカラ座のチケットが送られてきたのだ。
ミラノで3月中旬予定のホームステイが決まってからすぐ、ステイ先のシニョーラがメールで、レオナルド(ダ・ヴィンチの最後の晩餐)は予約できるけど、もしスカラ座に行きたいのなら、ミラノではチケットがすぐ売り切れるから、日本からネット予約したほうがいい、と言ってきた。
一昨年トリノでは、当日券のよい席を買えたので、ミラノでもこういう幸運が、と期待していたのだが、世界屈指のオペラ座、そんなもんではないらしい。
わたしの滞在期間に公演するのは、『魔笛』と『トスカ』、『トスカ』の暗い、短調のアリアはあまり好きでないので、『魔笛』を狙おうとしたのだが、ネットではすべて売り切れ。
スカラ座経験20回以上の、オペラ通、Kさんに相談したら、毎日サイトをのぞいていれば、そのうちキャンセルチケットが出てくることもある、とのことだったが、そんなストレスに耐えられそうもないので、イタリアではイタリアのオペラにするべきかと、『トスカ』に妥協して再びネットをのぞく。
人気No.1のテノール、カウフマン出演の日は売り切れだったが、10枚残っている日があって、これだけあるから大丈夫、とすぐに行動を起こさずにいたら、翌日はもう3枚だけ。おおっつとあせって、購入。
客席の映像が出て、空席の色が変わるのに、Javaというソフトが必要なのだとわかったのも初めてだったし、記入ミスやらクリックミスやら、そのたび警告サインが出たり、なんだかドキドキする体験だった。
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