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2011年1月 7日 (金)

七草粥の日まで

去年から持ち越しているみぞおちのあたりのヒクヒクが薬をのみつづけているのにおさまらない。

年越しのあとはいつも体調不全にはなるのだが、こう長引くとやはり不安になる。

十年ほどまえ、義母の介護をしていたときに患った十二指腸潰瘍のときの症状そっくりなので、そのときに効き目があった、ザンタックをのんでいれば大丈夫と思っていたのだが今回はそうはいかないらしい。

バスに乗って元の家のそばのホームドクターだった医院に向かった。

去年は大きなことを三つしている。

十年ぶりにアメリカに一人旅して、シアトルに永住している従妹に会いにいったこと。
帰国後二週間で、四十年住んだ家から、仮住まいのこのマンションに引っ越したこと。
義父母の遺した荷物も含め、大量のモノの選択と廃棄、そして新しい住まいに慣れるまでの数ヶ月、下手をすると命とりになりかねない労働がつきまとった。
そして最後の一つは、このブログである。日々頭にうずまく想いを記しておく場所が欲しくて、メカに弱いわたしがおこがましくもブログを建ちあげてしまった。
ブログのデザイン、記事の整理、写真の入れ方、すべてが不慣れで、失敗も多かったし、失敗するとすぐパニックになる傾向があるので、どれほどストレスがかかっていたか知れない。

そう、胃潰瘍も十二指腸潰瘍も最大の原因の一つは精神的ストレスである。

大掃除を省略して越年した自室は、いまモノが山積している。また断捨離が必要だ。

首うなだれて医師のまえに座ったのだが、息子と同年代の彼は明快な対応をしてくれた。
ザンタックはかつて最高の薬であったが、今はもっと強力な新薬が出ていること、ひどい潰瘍の場合、以前は手術だったが、いまは内視鏡で観察しながら簡単に摘出できることなど。

そして、見ているまえで、総合病院の胃カメラ検査を予約してくれた。
ここの医院も長いかかわりである。夫と婚約して遊びにきていたときに気分が悪くなり、往診をしてくださったのが彼のお父様、大先生であった。

今日は七草、元の家のそばにある、手作り豆腐屋自慢のがんもを買ってきてあったので、それと大根と京都錦市場で買った花こんにゃくを煮込んでおかゆと食べる。

今の状況の胃腸には最適のメニューである。

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