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2010年12月 8日 (水)

称えられるべきひと

先回下北沢の裏口で待ち合わせたとき、手すりにすがりながら、やっと降り立った彼女を見て、股関節に相当の痛みがあるのを知った。

わたしたちのお気に入りのレストラン『ベファーナ』で彼女は手術を決意したことを語った。人工関節にする手術そのものはそれほど、苦痛ではないけれど、そのあと、一週間仰向けに寝たまま、寝返りも打てず、排泄も食事も人任せになるのがつらい、そしてそのあと、激しい苦痛をともなうリハビリがまっていることを聞き、ため息が出た。

術後の経過もよく、片方の痛みは去ったが、もう片方に負担がかかり、思い切って残る片方の股関節手術も決意したと聞いたときは、果たして再起が可能なのかと、心配でならなかった。

半年後、再会したとき、すたすた歩ける彼女を見て、なんと、すごい、リハビリ中に脱臼して脱落する人も多いのに、彼女は優等生と賛美されるほど、がんばったことを知った。

だが、イタリア、ウイーン、アムステルダムへ13泊、オペラを観る旅を計画中と聞き、いくら一人旅名人の彼女でも、それは無理かも、とまた危ぶんだ。

十年以上イタリア、その他ヨーロッパ諸国へオペラや美術鑑賞の旅を数十回続けている人である。決して豪華な旅ではない。すべてネット手配、バス、列車を乗りついでどこにでも出かけていく。

サイトではその知識、情報を惜しげもなく提供する。わたしもどれだけ学んだかしれない。

オペラや文化遺産の知識にかけては生き字引なのにおごりはなく、しかもイタリアのどのホームは階段がある、荷物を預けられる駅はどこか、などまでおしえてくれる。

そして、きょう、また同じ『ベファーナ』で彼女は、毎日一万歩以上歩いた旅が最高のリハビリになったと語った。

Brava!  Complimenti! etc, etc… きく子さん、イタリア語の褒め言葉すべてを、あなたに。

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