ちょっとしたプレゼント
感謝の気持をものに替えるのはあまり好きではないが、久しぶりに会う人、変わらぬ友情に感謝して、ちょっとしたものをあげたくなる。
近くのオーガニックコットンの店はそんなときにプレゼントが見つかる便利なところだったが、閉店してしまうことを知った。
セールで、三重ガーゼなどの生地を売っていたので、二種類ほど買い求めた。
私たちの世代はすでに着る物、持ち物すべてそろっているし、食べ物も制限していることもある。
身の回りのちょっとした便利な、使いやすいもの、肌触りのいいハンカチを作ってみては、と思ったのだ。
それというのも、私自身、ハンカチをよく失くすのである。ポケットに入れっぱなしなのかと思って、ジャケット、コートをさぐってみるが、見当たらない。バッグはいつも空にしてしまうので、そこにはない。置き忘れかな、と思って、ブリッジクラブなどの忘れ物の棚をさぐったりするが、ない。
不思議だ。
というわけで、自分がほしいものを作ることにした。
オーガニックコットン生地をはさみで四角く切って、まわりを刺繍糸でちくちく刺し子風に縫う。
湯たんぽ入れたベッドでコタツ風に足をのばし、ちくちく、お気に入りのCDを聴きながらの作業はこの年齢にふさわしく、ゆったりとして楽しい。
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