成功メニュー
テレビのドラマはほとんど見ないが、朝の連続テレビ小説はこのところ欠かさず見ている。
倍増している高齢者人口を意識してのことか、前作の『ゲゲゲの女房』のときもそうだったが、今回の『てっぱん』でも高齢者の役どころはすこぶる重要になっている。
主役の<オノミッチャーン>より、祖母である田中荘のおばはんの出番のほうが多いような気さえする。
話のすじより、彼女が毎回つくる料理に目を奪われている。最近のアジの南蛮漬けと、のっぺ、という郷土料理を食べてみたくてたまらなくなった。
魚ぎらいでケンチンなども好まない、ヘンクツな夫は無視して、なにがなんでもつくるぞ、と決意。シングルマザーの娘一家に食べにこない?と声をかける。二つ返事でOKがとれた。
「のっぺ」のレシピはインターネットでゲット。南蛮漬けは経験ありだが、アジより、小魚が食べたかったので、シシャモにする。「のっぺ」にはキノコ類、コンニャク、人参、サトイモ、紅カマボコ、鶏モモ肉、ネギなどを入れるので、出し汁も使うが、じっくり煮るとなんともまろやかな美味となる。
中学生の孫娘はうわ~っつ、おいしそう、と言い、娘はこういうのが食べたかったのよ、と相好をくずす。
夫はイジケムシで味噌汁とメンタイと漬物にしか箸をつけない 。
このメニューに寄せ豆腐の冷奴をつけたら、取り合わせは完璧で、おいしい、おいしい、の連呼、気持もおなかも大満足、快感であった。
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