2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ

« 見とれる | トップページ | 成功メニュー »

2010年11月14日 (日)

針しごと

麻布十番のBlue & Whiteのディスプレイに目を奪われていた。

藍色と白に統一された商品の中でも、その日、際立っていたのが刺し子の作品。

単純な縦横の針目に斜めが加わり、その交わりにまた小さな針目を出すと花のようになる。

その変形の可能性は限りなくあって、それがときにはモダンで洗練された藝術のような美しさをかもしだす。

白と藍、そしてその濃淡、くっきりしているがゆえに、凛とした格調がただよう。

ため息をついたら、隣でもため息が聞こえた。

わたしの先生の作品 なんです。

ええっつ?どちらで習っていらっしゃるんですか?

場所である区の名前を聞いて、またええっつ?わたしも今そこに住んでるんです。

そのあと、一ヶ月に一度という講習会の日時を訊きだす。店の人もあきれていたかも。

先生は白髪のほぼ同年代でほっとした。大島紬のラインに赤の刺し子を一面にほどこしたヴェストをお召しだ。

まずは麻の葉もようの針刺しを習う。針目をそろえるのがけっこうむずかしい。

小学校の運針で一番のろかった自分を思い出す。

だんだんに慣れてはきたが針目に糸を通すのがまた難儀。001

初めはみんなそうなんですよ、とお仲間になぐさめられる。

単純作業に没頭する二時間はゆったりとしてそれでいてわくわくした。

手を動かしながら、手持ちの藍のバッグや白地のヴェストに刺し子をほどこしたら、さぞセンスアップするだろうと想像する。

しゃれごころはまだ当分色あせそうにない。

« 見とれる | トップページ | 成功メニュー »

手芸」カテゴリの記事

コメント

実家にも美しい刺し子のふきんがあります。それは亡くなった親戚が作ったものなのですが、きれいにそろった目や美しい柄を見ていると、生前とても綺麗だった叔母の姿が思い出されます。いいものですね。

刺し子のルーツは奈良時代にまでさかのぼるのだそうで、布の再利用や補修の目的でされたということですが、装飾だけを目的にされたものと違って、心のこもった一針、一針、その連なりが美しいですよね。あなたのようにお若い方がそれを認められるとは、さすが!

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/565431/50024857

この記事へのトラックバック一覧です: 針しごと:

« 見とれる | トップページ | 成功メニュー »