見とれる
久しぶりにプールに行った。
頻繁に通っているオバサン族を見かけるが、わたしは薄くなりつつある頭髪のこともあるし、もともと身体を動かすことが好きでないので、ついつい足が遠のく。
更衣室でショートカットの白髪のひとの水着姿に見とれた。
「まあ、均整がとれてらして、すばらしいですね。わたしなんか、甘いもの好きなんで、余分な肉がいっぱいついてて恥ずかしい…」
「あたしも甘いもの好きなんですよ、いまアンコロモチ食べてきたばかり」
「失礼ですけど、おいくつですか?」
「七十になりました」
「お元気なんですね」
「でもね、くも膜下、したんですよ」
アンコロモチ食べても、摂生の仕方が違うのだろう。水の中でもついつい彼女のほうに視線が行く。
同年代の輝いているひとを見ると、励まされるようでうれしくなる。
それにしても、プールや浴場などは不思議な場所だ。衣服を脱いでしまうと、無防備になって、知らないひとにでも、気軽になんでも話してしまうことがある。
プールで男同士が気軽に話しているのを見かけることがない。
女性特有の現象なのかも。
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